オリーブオイルがまずいのはなぜ?
美味しく食べるための3つの注意点

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テレビを見ていると・・・

 

パンにオリーブオイルをかけて食べると

とっても美味しい!

コーンポタージュにオリーブオイルを少し入れると

美味しいし美容にも良くてオススメ!

 

など、オリーブオイルを色々な使い方をして料理を紹介している番組を目にします。

でも実際にその通りにやってみると、

変な味がしてイマイチ美味しくなかった・・・

なんて経験をしている人も多いようです。

 

このようなことから、

オリーブオイルは人によって好き嫌いが別れるものだと

世間では認識されてしまっています。

しかし、実際は違います。

オリーブオイルとは、どのようなものなのか

世間ではあまり認知されていないからこそ

このような勘違いや失敗をしてしまう人が多くいるのです。

 

このページは「オリーブオイルはまずい」と感じてしまった人達に

正しいオリーブオイルの知識を知ってもらうため

掲載しております。

ぜひご覧ください。

 



なぜオリーブオイルはまずいのか?

 

オリーブオイルはなぜまずいのか?

オリーブオイルの料理を食べて、

まずいと感じた人のほとんどが

オリーブオイルの臭み苦みを感じているからでしょう。

 

しかし、実際にはオリーブオイルというのは

甘いものでフルーツのように香りもサッパリとしています。

ではなぜ、オリーブオイルに

そこまで味の違いが出てくるのかというと

オリーブオイルの選びかた や 取り扱いに原因があります。

 

オリーブオイルは種類によって用途が違って来ますし、

保管や管理の仕方が間違っていると

すぐにまずいオリーブオイルへと変化してしまいます。

オリーブオイルで料理を美味しく楽しむためには

これら種類や用途、保管などに注意を払わなければいけません。

 

1.スーパーのオリーブオイルは普通の油

 

オリーブオイルがまずい原因はスーパーで買っているから?

まず、気を付けてほしいのがオリーブオイルの種類です。

日本では、まだまだオリーブオイルの知識が広まっていない

ところがあるので種類が色々あり、それによって使い方も

違ってくることも知らない人が多いようです。

 

結論から言いますと、スーパーのオリーブオイルは

加熱料理を目的とした油なのでパンにそのまま塗る、

コーンポタージュにそのまま入れる、魚にそのままかける

というような”そのまま”料理に使うには向いていません。

 

オリーブオイルは元をたどればオリーブの実から出来ているため、

本来なら野菜と同じように腐りやすいものなのです。

しかし、スーパーのオリーブオイルは保管、大量生産して利益を出しやすいように

何度も加熱加工されて作られています。

そのため、普通のオリーブオイルより臭みや苦みなどがあり、味も異なるものとなっています。

そんなスーパーのオリーブオイルを使ってテレビで紹介されているような料理を作ったとしても

美味しくないのは当然の結果です。

 

スーパーのオリーブオイルは加熱すれば臭みや苦みなどはほぼ消えて問題なく使えるのですが

”そのまま”という使い方とする場合は、

エキストラバージンと名乗っている値段が高めのオリーブオイルがオススメです。

とはいえ、値段が高くても質の悪いオリーブオイルもありますので

ハズレを引いてしまう可能性もあります。

 

ネット通販サイトなどで探し、良質なオリーブオイルを購入するのが最も安全です。

 

2.オリーブオイルはナマモノ

 

オリーブオイルがまずいのは劣化が原因

先ほども述べたようにオリーブオイルはオリーブの実から作られたナマモノです。

スーパーで売られている安いオリーブオイルは保管をしやすくするため

加熱加工されているので多少長持ちしますが

保管方法を間違えるとすぐ劣化してしまい味や風味が悪くなってしまいます。

劣化したオリーブオイルは、味や風味を損なうだけでなく

健康を害する可能性も高くなるので以下のことに注意しましょう。

 

開封したら早めに使い切ること

 

開封した後は、空気にふれることで酸化の進行が早くなります。

揚げ物等に使う場合は2カ月以内、そのままかけて使う場合は1カ月以内

で使い切るようにしましょう。

それ以降は食用以外での使い道として使うならば問題ありませんが、

食用として使う場合は健康を害する可能性があるので出来るだけ捨てたほうが良さそうです。

 

そのため、オリーブオイルをまとめ買いするのもやめておいたほうが良いでしょう。

2本、3本と買い置きしていたら、最後のボトルを使うのが何カ月も後になってしまいます。

開封前とはいえ、中に少しばかり空気が入っているので

少しずつ酸化は進んでいきます。

何カ月も後となると、酸化がかなり進んでいて毒素が大量に発生し、

健康にも悪いオリーブオイルとなっています。

 

オリーブオイルの保管場所にも注意

 

コンロの近くなど、温度が変化しやすい場所では劣化の進行が早くなってしまいます。

特に植物性の油であるオリーブオイルは熱による劣化に弱いので危険です。

他にも、光にあたる場所は避けてください。

光にあたっても劣化してしまうので冷暗室に保管するなど、

光を避けた場所に保存すると良いでしょう。

 

3.酸度の低いオリーブオイルを使う

 

まずいオリーブオイルを捨て、質の良いオリーブオイルを選ぼう

エキストラバージンというのは「一番搾り」という意味です。

その名の通り、新鮮で酸度も低く美味しいオリーブオイルです。

値段こそ高いものの、それだけに”そのまま”かけても美味しいのが魅力的で

テレビ番組などで使われているのもスーパーの安いオリーブオイルではなく、

エキストラバージンの少し高めのオリーブオイルがほとんどです。

 

オリーブオイルは酸度が重要で、酸度が低いものほど

オリーブの実を収穫してからオリーブオイルにして商品化するのが

早く新鮮な物ということになります。

 

以上の3点

  • オリーブオイルの扱い方
  • オリーブオイルの保管
  • オリーブオイルの種類

これらに注意して料理に取り組めば美味しいオリーブオイルの料理を

楽しめるようになります。