オリーブオイルは体に悪い?
他の油と比較した結果・・・

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油関係はとても複雑なもので

どの油が安全でどの油が危険なのか・・・

判断が難しいのが現状です。

動物性の油が良くないとわかってからは

植物性の油であるマーガリンが主流になったけれど

今ではその植物性油で安全と言われていた

マーガリンまでもが安全ではないと最近では言われています。

液体の油についても同様で、サラダ油が危険だと言われ

他の油に乗り換えては、テレビの報道で危険だと知り繰り返し

油を色々とかえている家庭も多いようです。

このページでは、どんな油が危険でどんな油が安全であるのか?

そんな内容でお伝えしていきます。

まだ何が安全な油なのかよく分からず迷っている方に

ぜひ読んでいただきたい内容となっています。

 



オリーブオイルは体に悪い?

 

オリーブオイルを他の油と比較した場合の良い点悪い点

オリーブオイルはオリーブの実から搾り出して作られています。

そのため、植物性の油なため動物性の油とは違い

動脈硬化などの心配もなく血液がドロドロになることもありません。

しかしその一方で、オリーブオイルは劣化すると

ヒドロキシノネナールという神経毒を発生させてしまい、

それを食べてしまうと認知症やうつ病、

その他の精神病を起こしてしまうリスクが高くなります。

ボケやすくなったり等、脳への問題が

この神経毒によって起こってしまうのです。

ただし、これらの問題はオリーブオイルが劣化することで

発生するヒドロキシノネナールが原因なため

劣化しない新鮮なうちにオリーブオイルを使用していれば

特にこのような問題は発生しません。

 

他の油は安全なのか?

 

オリーブオイルと他の油を比較してみた結果

他の油はどうなのかというと、

他の油も同じように神経毒は発生します。

神経毒は油の中に存在するリノール酸という成分が

劣化することによって発生するため、

リノール酸を含むほとんどの油が神経毒による危険があるということです。

リノール酸の量に注目してそれぞれの油を比較してみると

オリーブオイルに含まれるリノール酸の量は少なく、

他の油を選ぶよりはオリーブオイルを選んだほうが

神経毒の発生が少なく安全といえるでしょう。

とはいえ、どの油にしても劣化すると神経毒が発生するため

新鮮なうちに使い切るようにしたり、

ボトルで大量買いしたりはしない等

注意しなければいけません。

 

ちなみに動物性の油などの固形タイプのものはどうかというと、

劣化はしにくく神経毒による精神病の問題は発生しないものの

逆に動脈硬化や心臓病など、血管や血液、心臓に

問題が発生するリスクがあります。

少量ならば病気が発生することはないのですが

料理で普段から使い続けるにはあまりオススメはしません。

 

一番安全なのは亜麻仁油

 

オリーブオイルと亜麻仁油の比較

リノール酸を含んでいる量が一番少なく、

神経毒の発生を一番抑えられる可能性があるのが亜麻仁油です。

亜麻仁油にはガンの抑制効果やうつ病などの精神病を改善させる効果、

食物繊維によって腸を整えたり、血液をサラサラにしたりなど

良い効果もたくさんあります。

しかし亜麻仁油は繊細な油なため、

熱に弱くて劣化もとても速いので注意が必要です。

また、値段が高いため普段使い続けるには

金銭的に厳しいものがあります。

 

他にも多量摂取によって下痢になってしまったりもするので

体にはとても良い油ですが、

なかなか扱いに難しい点が心配されます。

 

コスパ最強のオリーブオイル

 

オリーブオイルと他の油で比較した結論

亜麻仁油は安全に取り扱えば健康に良い反面扱いが難しく、

値段も高い油です。

対してオリーブオイルは管理がしやすくコスパが良い油です。

これまでどの油もリノール酸の劣化によって神経毒が発生し、

それが良くないことをお伝えしました。

 

オリーブオイルは亜麻仁油よりはリノール酸が多いものの

その他の油と比べてみると比較的少ないほうです。

また、オリーブオイルには抗酸化作用があるため

劣化がしにくいといった特徴を持っています。

そのため亜麻仁油よりも劣化しにくく長持ちするのが扱いやすく、

値段も手ごろなので一般の家庭で

普段の料理に使うにも抵抗がありません。

 

リノール酸について良くないことばかり説明しましたが

本来劣化しなければ体に良い成分で

血圧を下げてくれたり、動脈硬化を予防してくれたり等

良い効果をもたらしてくれる成分です。

劣化しにくい特性によってリノール酸を良い状態で摂取できるという点でも

オリーブオイルは一番良い油だと言えるでしょう。

 

結論

 

料理に使われる油には動物性の油から植物性の油まで存在し、

種類も豊富で安全なものから危険なものまであります。

動物性の油は劣化しにくく、ひかえめに摂取するのであれば安全ですが、

毎日のように料理に使うと動脈硬化や心臓病など、

血管や心臓に関わる病気になるリスクを伴います。

 

対して植物性の油は動脈硬化や心臓病のリスクはないものの、

動物性の油よりも劣化が速く、しっかり管理しなければ

神経毒による認知症や精神病のリスクがあります。

 

結果、オリーブオイルは植物性の油ですが

他の油よりも劣化しにくく管理がしやすい油です。

また、値段も手ごろなので普段料理に使うには

一番安全でオススメな油と言えます。