
テレビに雑誌、本にインターネットなど
油が危険だと報道しているところは
多く存在します。
揚げ物の食べ過ぎは体に良くない、
油を摂取しすぎると悪玉コレステロールが
溜まり動脈硬化になったり心臓病になる危険がある等
危険性に関しては皆さんもよく耳にしていることかと思います。
しかし、危険性に関する報道は日常的に行われていますが
どういった油が良いかといった話はあまり触れられていないところがあります。
油を選ぶ際、何を基準に選んだら良いのでしょうか?
病気を引き起こすリノール酸という成分
テレビでは油が心臓病や動脈硬化、アレルギーの原因で危険だという
報道がよく行われています。
それら全ての病気の原因はリノール酸という成分にあります。
リノール酸は加熱するとヒドロキシノネナールという神経毒へと変化してしまいます。
その神経毒が血液中や脳内に入り込み様々な病気を引き起こしてしまうのです。
加熱した油による病気
脳梗塞 | 心筋梗塞 | がん | 動脈硬化 | 生活習慣病 |
気管支炎 | アルツハイマー病(ボケ) | うつ病 | 糖尿病 | 肝炎 |
アレルギー体質 | 花粉症 | 皮膚炎 | 高血圧 | 肥満 |
油を使った料理は熱を加えることが多いため
リノール酸を含む割合が多い油を使用すると
これらの病気になりやすくなります。
一般的に家庭で多く消費されているサラダ油は
特にリノール酸を含む割合が多いため避けたほうが良いでしょう。
安いから・・・と使い続けていると病院代のほうにお金がかかってしまい
結果的に大損になってしまいます。
まだサラダ油を使っているのなら、さっさと捨ててしまいましょう。
どの油が安全か?
つまりリノール酸が少ない油こそが
病気になりにくい良い油ということになります。
新鮮な油を使っているか、
開封してからどれくらい時間が経っているか、
酸化がどれだけ進行しているか、
その他の成分はどうか 等
他にも健康に関係する部分はいくつもありますが
リノール酸による健康へのダメージは大きいため
第一に考えるべきことでしょう。
ただ、見た目ではリノール酸が多いか少ないかは判断できないため
以下のリストを参照してください。
リノール酸が少ない油 | リノール酸が多い油 |
---|---|
〇オリーブ油 | ×紅花油 |
〇ココナッツ油 | ×ひまわり種油 |
〇ごま油 | ×コーン油 |
〇こめ油 | ×大豆油 |
〇えごま油 | ×菜種油 |
〇亜麻仁油 | ×綿実油 |
特に優秀なのはオリーブオイル
油の中ではオリーブオイルがとても優秀です。
オリーブオイルはリノール酸の含有量が少ないという面でも良いですが、
酸化を防ぐ効果を持つポリフェノールが豊富に含まれているため
脳や血管を守ってくれます。
その他にも、健康や美容の面でも有効な成分が
いっぱい含まれているのでオススメです。
また、エキストラバージンのオリーブオイルは
パンやパスタにそのままかけても美味しいため料理の幅も広がります。
油は揚げ物には必須のアイテムですし、フライパンにひくのにも使います。
健康を意識するのならまずは思い切ってサラダ油を捨てて
リノール酸の少ない良い油を選ぶようにしましょう。