オリーブオイルは加熱しても大丈夫?
劣化する油と劣化しない油の判断方法

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油はフライパンの底にひいて、

色々な料理を作るのに必要不可欠なものです。

揚げ物系では大量の油の中に

肉や野菜を投げ込み、から揚げや天ぷらなどを

作ったりもします。

 

しかし、そのように加熱することによく使われる油が

実は熱に弱いということを知っていますか??

知らずに使い続けていると

いずれ大変な病気になってしまうかもしれません。

 

ここで劣化する油とそうでない油はどう違うのか勉強していきましょう。

 



基本的に油はナマモノ

 

オリーブオイルは加熱することで劣化する

油は元をたどると動物の肉から取り出されたり、

植物から搾り出されたりして作られたものになります。

それらの肉や野菜は時間が経つと次第に腐敗していくのは

皆さんよくご存知のことかと思います。

元がナマモノならば、それから作り出されたものもナマモノです。

時間が経つにつれて劣化していき、栄養成分は悪くなりますし

温度があたたかい場所に置いておくと早く悪くなってしまいます。

 

スーパーで安く売っているのを見ると

まとめ買いする人をよく見かけます。

また、ご家庭では大きな油のボトルを

何ヶ月にも渡って使い続けるという人もいます。

そういった油の使い方をするのはとても危険です。

 

油は基本的にナマモノだということを覚えておきましょう。

 

動物性の脂(あぶら)と植物性の油を比較してみると・・・

 

ただし、油の中でも種類によっては劣化する速さが異なります。

特にその違いがはっきり分かれるのが

動物性の脂と植物性の油での比較です。

植物性の油は見た目どおり液体物になります。

そのため、空気に触れたり光を浴びることが多くなってしまい

劣化するのが速くなってしまうのです。

開封したら早めに使うことで空気に触れる時間を少なくしたり、

暗い場所で保管して光を遮断したりすると

少しでも劣化の進行は遅くなります。

 

それに対して、動物性の脂は固体状になっているため

劣化の進行は植物性の油より遅くなります。

また、熱による耐性もあり何度か加熱をしても大丈夫です。

しかし、劣化しにくいことを理由に

動物性の脂ばかりを使用していると良くありません。

動物性の脂と植物性の油はいずれも食べたら血管の中に入り込みます。

動物性の脂の場合、常温でも固体のままなので

血管の中に入り込んでも固体のままです。

そのため血液がドロドロになってしまい

様々な病気を引き起こしてしまいます。

なので動物性の脂は劣化には多少強いですが

食べ過ぎには注意したほうが良いでしょう。

 

劣化による問題点

 

オリーブオイルは加熱にも強く劣化対策にもなる

油は日にちが経つにつれて次第に劣化していきます。

その劣化によって本来含まれている成分が失われてしまったり

成分が変化して健康を害する悪い成分を発生させてしまう等の

問題が起きてしまいます。

劣化で一番の問題となるのがヒドロキシノネナールという

神経毒が発生してしまうことです。

この神経毒は食べてしまうと血管から脳へと移動して

脳の海馬という最近の物事を記憶する部分を

攻撃してしまいます。

それによって海馬の機能が衰えてしまい

認知症やうつ病、統合失調症などの

さまざまな精神病を起こしてしまいます。

このヒドロキシノネナールという神経毒は

リノール酸というどの油にも少なからず含まれている成分が

劣化することで発生します。

そのため、どんな油でも劣化する前に早く使い切ることが

精神病にならないために重要なことです。

 

少しでも健康に良い油を使おう

 

オリーブオイルを使い加熱による劣化を防止しよう

健康を意識して油を使うためには劣化させないことが重要になります。

新鮮なうちに油を使い切ってしまうのも一つの対策ですが

出来るだけリノール酸が含まれる量が少ない油を使うことで

さらに安全に油を利用することが出来ます。

リノール酸が少ない油には

オリーブオイルやごま油、亜麻仁油などがあります。

リノール酸が少ない油の場合、

劣化しても発生するヒドロキシノネナールを

少なく抑えることができます。

さらにこだわるのならば、オリーブオイルがオススメ!

オリーブオイルはリノール酸が少ない上に劣化(酸化)を抑える

抗酸化作用を持っているポリフェノールが豊富に含まれています。

そのため、他の油よりも劣化しにくくなっているのです。

そんなオリーブオイルでも

2カ月もすれば十分に劣化してしまいますので

出来る限り早めに使い切るように気をつけましょう。

 

最近では、劣化を防止するために

袋に小分けされていて使い切りタイプの油なども存在します。

小さな容器であればそれだけ早く使い切ることも出来ますし

空気に触れる機会が少ないため

劣化する可能性も低くなるのでオススメです。

 

そのほか、日当たりの良い場所や暖かい場所では

劣化の侵攻が速いので日が当たらない場所で保管することで

劣化の侵攻を遅くし、対策することも出来ます。

 

お店に並ぶ前から油は劣化している

 

スーパーのオリーブオイルは加熱され既に劣化している

油を購入して劣化する前に早めに使い切れば安全なのですが、

問題なのは購入する前から既に劣化している油が存在していることです。

 

油は劣化しやすいためスーパーとしても

保管や利益をとるのが難しい商品です。

そのため、スーパーで取り扱っている油で値段が安いものは

何度か加熱や加工を繰り返して賞味期限を延ばして

保存や管理をしやすくしているのです。

それによって大量生産が可能になり、

利益をとりやすくしているのです。

しかし、先ほどの述べたように油は熱に弱いもの・・・

新鮮な油であっても何度も加熱することで劣化し、

神経毒が発生してしまうのです。

つまり何度も加熱して防腐剤を入れて着色剤を入れて

・・・という生産の段階で既に劣化は進んでいるのです。

スーパーで売られている油は値段が安く魅力的ですが

それだけ健康を害する危険のある油なのです。

そのため本当に安全に油を利用するためには

油の専門店やインターネットで加熱や加工がされていない

自然圧搾された純度の高い油を使うなど

スーパーの油を利用しない対策も必要になってきます。

 

まとめ

 

油は肉や野菜と同じナマモノです。

安全に利用するためには新鮮なうちに使い切ることが大切です。

また熱や空気、光などに当たることで

劣化してしまうので注意しましょう。

リノール酸が少ないオリーブオイルやごま油、亜麻仁油を使うことで

神経毒の発生を抑えることができます。

スーパーの油は既に劣化しているものもあるので

加熱加工がされていない油を

専門店やネット通販などで購入するようにすると良い。

 

以上のことを守ることで様々な病気を予防することになります。

食事では油は思いのほか使われる機会が多いため

生涯健康でいるためにもぜひ注意して欲しいところです。

 




 

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